秋田県に油田があったことをご存じでしょうか。最近では、シェールオイルで話題になりましたね。院内油田は、1878年(明治11年)地質学博士ベンジャミン・ライマンによって発見され、1923年(大正12年)に採油開始。1931年(昭和6年)、仁賀保に平沢製油所を建設。1945年(昭和20年)には、年産11万キロリットルに達し最盛期を向かえました。以降1995年(平成7年)に産油量が減少し閉山するまで、約70年間日本の産業を支えてきました。
現在は、採取したやぐら、ポンピングパワー練(院内油田の採油方式)が当時のまま残されており、貴重な産業遺産となっています。
