お寺の歴史は古く、寺伝によると853年(平安前期)慈覚大師円仁によって開創。1257年(鎌倉中期)時の執権北条時頼が、北国巡遊で訪れたとき寺領を寄進し再興したと伝えられています。そのため、中興の開基と敬われている北条家の家紋「三鱗紋」を寺紋とし屋根瓦にも刻まれています。 山門は江戸時代の建造で、中に矢島藩主生駒氏から寄進されたと伝えられる仁王像が安置されています。山門の瓦には、蚶満寺が閑院宮家の御祈願所となっていることから、菊の紋章が用いられています。 「蚶満寺山門」(にかほ市指定有形文化財<建造物>)「芭蕉句碑」(にかほ市指定史跡)「九十九島の碑」(にかほ市指定史跡) 歴史金峰神社(きんぽうじんじゃ)歴史陽山寺山門(ようざんじさんもん)歴史沖の島方角石(おきのしまほうがくいし)歴史院内油田跡地(いんないゆでんあとち)歴史山根館跡(やまねだてあと)歴史旧佐々木家住宅(きゅうささきけじゅうたく)