小滝集落の南側に、鳥海山を御神体とする修験の拠点の一つの、金峰神社があります。その参道をいくと、杉の一本造り観音像等文化財が納められている宝物殿があります。庭園を通り薄暗い石段参道を下ると、滝の音が心地よく聞こえてきて、右手には、神社社殿、左手眺瀑台からは、社殿と向かい合うように「奈曽の白滝」が見えてきます。さらに降りて行くと目の前で、「奈曽の白滝」の豊富な水が、高さ26m幅11mで流れ落ちる全景が見られ、その迫力と清涼感を十分感じられます。金峰神社6月の例大祭では、重要無形民俗文化財指定のチョウクライロの舞が奉納されます。
「奈曽の白滝」は国の名勝に指定されています。