創業1487年、東北で最も歴史があり全国でも三番目に古い造り酒屋「飛良泉」。

当主の斎藤家は、関西の泉州(現在の大阪府泉佐野市)より仁賀保へと移り住みました。宝暦年間から天保年間を生きた名僧・良寛和尚の友人で仁賀保に暮らしていた「増田九(ますだきゅう)(ぼく)」という画家が良寛へ宛てた手紙にトンチの利いた名言を書き残しました。それは「飛び切り良い、白い水」という言葉。つまり、「飛」と「良」を並べる「ひら」は平沢にかけた言葉で、「白」と「水」は上下に並べると「泉」。これは斎藤家が「泉州出身」であるという意味合いがあります。

飛良泉の特徴は、酒母を「山廃仕込み」で造り、鳥海山の伏流水を使う伝統の酒造りです。飛良泉の酒は食中酒として魚料理はもちろん、肉料理にもお薦めです。

なお、2024年3月14日をもって店頭での販売は終了しました。今後は、オンラインショップまたは近隣の小売店でお求めいただけます。

住所 〒018-0402 秋田県にかほ市平沢字中町59
電話 0184-35-2031
公式HP https://www.hiraizumi.co.jp