文化庁から、平成30年度の日本遺産認定が発表され、にかほ市、男鹿市、能代市、由利本荘市が県内追加認定されました。

日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産（Japan Heritage）」として文化庁が認定するものです。

ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を，地域が主体となって総合的に整備・活用し，国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより，地域の活性化を図ることを目的としています。

北前船は江戸時代から明治にかけ、北海道から大阪まで日本海側と瀬戸内の各地に寄港し積み荷を売買していました。これに関係する文化財が２０１７年度、日本遺産に認定されました。追加認定を受けた本県関係の文化財は、船乗りが出港前に空模様を見た日和山（能代市）や安全を祈願して神社社殿に残した落書き（男鹿市）、繁栄した川沿いの街を描いた絵図（由利本荘市）、北前船で使われた碇（いかり）（にかほ市）などです。

１７年度の認定は秋田市を含む日本海側の自治体が中心でしたが、本年度は神戸市や大阪市、倉敷市など瀬戸内海に面した自治体も追加となりました。（公式HPより抜粋）

日本遺産について

http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/